UX Fukuoka 研究会 vol.8 レポート

2016/03/10(木)にいつも開催している研究会を行ってきました。

かれこれ1年以上前。インタビューに苦しんだ結果。
じゃあ自分たちで勉強しようという集まりで当初インタビュー研究会という名でスタートした研究会です。

ux-fukuoka.connpass.com

メンバーは、UX Fukuoka運営メンバーが主ですが、
コツコツと2週間毎にやっておりますので、仕事の関係でいる時といない時もあります。
他参加者は、何名か入れ替わりです。

今回は、私の実の姉を連れて行きました。
読書好きな彼女に「サイレントニーズ」の本を貸したところ、読んで面白かったと。
さらに、現在ノーマンの「誰のためのデザイン」を貸してます。
そこで、面白いから興味を持ったが「あなたがよく行っているUX Fukuokaって一体何をしているの」と言われたので、では来ればと連れてきました。

たまに、外からの視点を入れる(新しい人)のはいいことだと思います。

今回のテーマ

前回のUXファーストステップで皆さんにいろいろ出してもらったので、それをまとめてみようということで、皆さんに出していただいた貴重な生データをもとにラダーアップをするという回でした。
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自分たちが、できてないところを見直すことができる。
次の回は、出てきた情報をもとにUX Fukuokaのビジネスモデルを更新しましょうかということで終了しました。
みんな会社帰りにやっているので、無理なく続けるためには潔く終わるのも大事です。

研究会のテーマについて

毎回バラバラです。UX Fukuokaの運営方針の回だったり、最初のインタビューの練習の回、観察をやりたいからどうするかの回。とかいろいろやってます。

UXファーストステップ @福岡 開催しました

「UX JAPAN Forum 2015 を振り替えろう」ということで2016/2/23の19:30 〜 22:00で開催したのです。

当日は仕事が終わって、会場へ向かいました。
お菓子がかり担当として、スーパーでキットカットハッピーターン
UX Fukuokaの顔ヨシカワさんリクエストで、『ブドウ糖』を購入。

ブドウ糖』のあまりにもケミカルな外見に、最初みんなが手をつけないという姿を見た。
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最初、ちょっとしたウォームアップで参加者同士ペアになってもらい、
インタビューをやってもらいました。

一つ目は、「あなたの好きな○○は何ですか?」
そして「○○がなぜ好きか?」を「なぜ」を使わずにインタビューしてくださいというお題。

二つ目は、「あなたのUXの関心や悩み」
インタビューして、付箋に書いてもらいます。
いろいろ出るけど、「様子見」「勉強の仕方」とかいろいろあるんですが、
福岡という地方ならでは感を感じるものがあります。

こういうワークショップで、それぞれがインタビューしてもらうというのは、普段は言えないことを言いやすいのかもしれない。

グルーピングタイム

みんなで、グルーピングしてもらいました。自分たちでやってもらうというのが一番良いと思う。
全員で壁に向かって考えるのはやっぱいいとは思うけど、人数が多いとごちゃごちゃしますね。
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ディスカッションタイム

グルーピングした内容を、それぞれ「どの項目が気になるのか」で別れてもらい。UX Fukuoka メンバーも入りつつ、ディスカッション。
私は「UXDの知識を学びたい」チームへ入ったら、逆インタビューを受けました。
ロールモデルだそうです。

本とかいっぱいあるんだけど、買って読んでも、諦めるレベルだったりして、どれ読んでいいかわかんないとかいう悩みがあるみたいです。
まあ、UX Fukuokaのハングアウト読書会とかに来ればいいんじゃないかな(w)

全体共有

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平野さんや坂田さんがハングアウトで参加していただき、チーム毎に議論内容を全体で共有しました。

全体だと議論しにくいとの話で、坂田さんと平野さんの別のハングアウトを用意して、グループ毎にハングアウト会議をする形でディスカッションを行っていただきました。
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坂田さんをハングアウトでmyMacに召喚。持ち運ぶというちょっとした試み。
印象的だったのは、フォーラムで聞けなかったことを、ここでは聞けたという話があったこと。
距離を近く感じた。ということでした。
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終了

全体のテレビに坂田さん平野さんを呼び戻して、クロージング。
最後に、平野さん、坂田さん。
ラストで、裏で観察されていたUX Kansaiの徳見さんにコメントを頂き、閉会いたしました。

また、こういう機会多く持っていけたらと思います。

どこに興味があるのか

UX Japan Forum の振り返り会とかしていて、気がついたこと。
何となくその場で答えたけど、後から考えると自分が言ったことに自分で納得した。からメモしよう。

私はデザイナーをしているけど、実は「デザイナーの感覚」というものをあんまり信じていない。

  • 最終的な余白とか空きの調整。
  • 錯視における画面調整。

というようなものを「デザイナーの感覚」で作成するというのは同意できる。また、明らかにこれはまずいデザインと言うものがわかる。のは理解できる。だってそれは、今までのデザイナーとしての経験数や美術の知識の蓄積から導いているものだから。

ただ、感覚で作るデザイナーさんは「正直よくわからない」。感覚で、できる人はまあいると思うんだけど。天才って人が、ものすごくたまに、、、
でも天才はほとんどいなくて、私は凡人だから理由でなく感覚でオブジェクトを配置するってよくわからないんだよなー。
しかしながら、実際には、漠然と、こんな感じの人が使うんだろうなというのを脳内で想定してデザインを起こすという作業をやってきたし、やってはいるのだけども

「かっこいいもの作ればいいんだよ」に対して、浅野先生の講義を受ける前から、「誰が思うかっこいいと思うものなの」というのはずっとあり、違和感だった。

そこにUXはすっと入ってきたは事実。
だから、そこに聞いてみたい。ユーザーにインタビューしたい。
ユーザーを調査した上でのデザインであれば、根底のデザインロジックがぶれない。
また、間違ったとしても、ユーザーが違ったというだけなので、再度構築するのに苦痛を感じない。だって前提情報が違うならそりゃリデザイン当たり前だし。

ということで、ユーザー調査がしたい。のが本音ぽい。

いろんな人に、「デザイナーというよりもエンジニアぽい」と言われて、「私デザイナーだし」といってきたのですが、最近どちらでもいい気がしてきた。

職の肩書きというより、調査したいな。
そしてそれをUIに落とす。のが多分したいことだと思う。

あと、最近思うのが「UXって漢方薬」みたいだなと。
抗生物質じゃなくて、ジワーと体質改善。

また、イームズチェアってUXだよな。確かめっちゃテストしたはずとか色々考えてたりする。

まあ、いいや来年は調査する。

UX Japan Forum 2015 運営メンバーとして参加しました

www.uxjapan.org
2015年11月22日(日)開催されました。

どうにか今年中にブログを!

UX Fukuokaメンバーは、運営として参加です。
参加者は、98名。他スタッフなどをいれると100名を超える人数となりました。

九産大までは、JRが一番。
快速が香椎にしか止まらないから乗り換えは面倒なので、最初から各駅停車に乗車。
久しぶりの九産大駅の感想。そうか。階段だったね。忘れてたよ。
九産大前の思い出は、ハローと欧風亭。まだあるのをうっすら確認。
しかし、当日は最初からゆっくりした食事は諦めております。

会場の階数を間違え一瞬彷徨ったのち、無事到着。

すでに、九産大の生徒さんたちがスタンバイ中でした。
あとから思うと、前日からRTDのワークショップとかで大変だったのでしょうに、本当に助かりました。ありがとうございます。

RTDを手伝ってくれる学生さんは、すでに前日からの学生同士顔合わせが住んでいたので、お願いし、受付へ。

Peatix さんのバーコード読み取りアプリを使用することに。
バーコードを読めば、横で開いている参加者一覧に自動でチェックが入るため、100名越えは便利でした。
ただ、読み取り用の機材が一定時間で連携が切れ、再度読み取り直しが発生するので、ポツポツだと最初戸惑った。

受付開始、奥の会場で検定試験があったらしく。何人かに聞かれたので、
こういう時は、別イベントの会場とかは把握しておいたほうがいいのかと学習。

開会は、UX Fukuoka 吉川さん。受付していたので見てないですw

セッションA サイレント・マイノリティ

坂田 一倫 氏
株式会社リクルートテクノロジーズ UX デザイナー

坂田さんのお話は、いろんなブログやニュースになっています。
そちらを見るのが詳しいかな。受付中、会場がざわざわなったので、何かと思ったら、坂田さんのミニワークショップでした。
その人が本当に言いたい事って難しいですね。
個人的に「相手が大人であればあるほど」難しい気がします。f:id:yukinanri:20151230143631j:plain

www.slideshare.net

セッションB カスタマージャーニーマップ・エクササイズ

坂本 貴史 氏
ネットイヤーグループ株式会社 UXデザイナー

まだ、受付してました。終わっていいかなーと思い片付けを始めると、人がやってくるという運命です。
そういえば、昔、坂本さん著の「IAシンキング」という本をよんだことを、今更思い出しました。
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コーヒーブレイク

コーヒー屋さんのチョイスが良かったらしく。朝ひきたてのコーヒーとか最高です。
登壇者とお話できる。また参加者同士のコミュニケーションって大事です。
何名か、UX Fukuokaに来てくださっていた方々からお声をかけていただき。こちらこそ覚えていただいていてありがとうございます。

セッションC 「UX」はじめの一歩

平野 秀幸 氏
株式会社アクアリング 情報アーキテクト

この辺りから、「受付の方は、中のオレンジの名札のスタッフへ」と掲げて、そーっと中へ
すごく貴重すぎるお話。実際のクライアント事例の話。
「失敗しました。でも、傷痕は残しました。」
「それでも不安です。」という言葉に勇気付けられました。それでも、実績を積み上げてきた人。さすがのお話上手。
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セッションD 対話から始まるデザインプロセス

村越 悟 氏
Goodpatch リードUXデザイナー

チームビルディング。確かに、ここは大切。
メールよりも会話したほうがスムーズですよね。人間表情とか雰囲気とかありますもの。大切です。
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www.slideshare.net

パネルディスカッション「サイレントニーズを探る」

ファシリテーター:浅野 智 氏

組織の中でどのようにUXを実施するのかのディスカッション個人的にすごく面白かったです。

既存サービスにはUXはあんまり向いてない。
やるなら、テストというのが心に刺さる。
しかし、今やれることはやりたい。と思う。

浅野先生のお言葉「皆さんのサイレントニーズは自分の未来を切り開く為の何かがUXにあると感じて、きているのではないですか?」

まさに、去年初めて浅野先生のセミナーに行った時思ったことでした。

その後、常葉大学学生さんによるRTD(リアルタイムドキュメンテーション)の感想。何と、前日に行った九産大生とのセミナーで、今回初試みの構造化をやっていたと。また、成安大学の学生さんによる行動観察。
いいなあ。学生に戻りたいと羨望してみておりました。

懇親会

壁にRTDが貼り出されており、いろんな方とお話。
ここでは、帰りの駅までの道をいろんな方に聞かれ。
「そうか、フォーラムの会場と違うから皆さんの方向感覚が違うのか」という気づき。お帰りは、こちら的なスライド1枚作ればよかったかな。とみんなで言っていた。

感想

とりあえず終わった。けど、まだまだ自分のレベルが足りない。
ユーザー調査とかインタビューをしたいねぇ。
来年またUX Fukuoka頑張る。

Auto LayoutとStoryboardとデザイナーの葛藤#2

ひとまず、四苦八苦してわかったこと

  • 画面をダブルクリックで拡大したい箇所が拡大できる
  • コマンド+ 0キー でディレクトリ領域を消せる
  • 部品は検索して出す方が早い
  • コマンド+Shift+=で大きさを中の部品の大きさで最適化できる(キーボードによってはコマンド+ =キー)

今回の壁:Update Flames わかるようなわからないような

Update Flames。慣れだと思うけど、うまくいかなかった。
AlignとPinはデザインツール的なので、把握。
そこでやってみるのですが、お手本通りに入力すると、できる。
ただ、自分でimage viewをいれてみてつくったら、エラーがでるときがあってちょっと意味不明だと試行錯誤をしてしまいました。

結果、余白の他にwidthが入っていてエラーになっていた。
初心者並みのことをやらかしまくってますが、widthに数値を入れた記憶はない。
いろいろ教えるときと同じで、『やってませんは絶対ない』と思う。
なにかしらやらかしているのは自分。
なにをしたのかわからないが数値が固定されるなにかをしたはず。

ということで、そこはあまり追求せずに、エラーのときはwidthを確認しようと思う。

あと、とまどいというのは、なぜ数値を入れたあとに確定のように Update Flames。
慣れないうちは All View はやめて一個づつ丁寧にやったほうが良さそうだと思った。
一気にやるとエラーがでてしまう。注意が足りないからかもしれない。

ドットインストール先生にお金を払う

ちまちまやっていた訳ですが、さすがに厳しさを感じてドットインストールのプレミア授業に手をだした。

感想。レイアウトは何度もやるので慣れます。
あと、xcodeバージョンが6.1だったので、そのままやると私のバージョンが7.1なのでコード書くときにエラーがはしった(笑)直せたけど。

でも、そこはレイアウトには関係ないからいいのかもしれない。
また、できるけれどもそのままでは商品としての出来ではないため、レイアウト特化のなにかが欲しいかなとは思った。
とりあえず、今後そこで作ったやつの見た目をいじってみようと思う。

タイムリーに Apple が公開したので、読んでみた。

Auto Layoutガイド: はじめに

ずっと疑問だったStack Viewでひとつの壁が融解。
グルーピングどうするのかと思ってたけど、そうなんだな。

ここで、覚えたのはもうひとつ。
画面上でStackViewにうまく要素をいれることができずイライラ。
画面上に入れるんじゃなくて、横のView Controller Sceneの階層みたいになっている箇所にドラッグでいけるとは。なるほど。よくできてますね。

Auto LayoutとStoryboardとデザイナーの葛藤#1

わたし、デザイナーをしてます。デザインの専門学校を卒業して早15年を超え。最初は、紙媒体→WEB業界→現在IT(アプリ)という歴史を重ね。今、Xcodeとお友達になろうとしてます。最初のカルチャーショックからデザイナーのつまづき、なんやねんこれは!というのを勉強記録用に記載。ぐだぐだです

ますは自分のスペックおさらい

デザイナーの基本スキルAdobe もう15年以上です
イラレ(5.5より使用し現在CCまで):こいつ一番好き。
・フォトショ(3.0より現在まで):最近のアートボードの機能とAdobe Previewは気に入った。
FlashActionScriptを頑張ったけど消えた。
・DW:好きじゃない。Excelのtableができるのと、初心者さんへテンプレートを渡すのには便利だと思うけど。
・FW:好きじゃないけど、使えます。フリーでやってたときFWでお願いとかあったんでマクロメディアのときから使用、細部までこだわれないのと、ギザギザのベクターでもピクセル表示だからいいやっていう感じのデータが嫌い。
InDesign:出始めさわったけど、最近やってない。便利だけどね。クオーク4.0というソフトの時代がDTPだった。

WEBスキル
・HTML (テーブルレイアウトの時代からHTML5まで) ・CSSもおなじく
jQueryはかける、JavaScriptは、書いてあるのを理解すること、改変は可能。自分で無から作成は時間かかるが絶対できないということはない。
PHP、なんとなくなら使える(WordPressをいじるぐらいは余裕)。覚えようとしていないので、結構あやふや

基本情報を取るときに、Javaeclipseでやったけど、結構忘れたなー

Point : 一般的、デザイナーさんよりはコードに強いと思ってる。上記のようなデザイナーがとまどうのはどこなのか

なんで勉強しようとおもったの?

アプリの画面をイラレとかフォトショでデザインして、エンジニアさんへ渡す。
そのとき、一応デザイン設計書を書く(このボタンは x10y10 の w100h30)みたいな。
でもね。なぜか思うとおりに出来上がらないものなのです。指示の仕方が悪いのかな。とかいろいろ考えましたが。結論として、

どんな仕組みで作ってるのかよく理解してないから指示がおかしい。ならば歩み寄ればいいじゃない。いやむしろデザイナーがUIを構成できるならば、お互いハッピーじゃないのか。

ということで安易にやろうと思った。

第一歩目のつまづき:拡大縮小ってどうやるの?

Xcodeをダウンロードは余裕で終了。
ファイルで、プロジェクトを作成はわかるよ。とすすみまして、こちら。うーん。画面が見えてないけどどうすんだ?
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ほんと、レベル低くて申し訳ないんだけど。まずはそこからわからないのです。
一応、WEBを検索して勉強しているのですが、大抵そこスルーされてる。
でグーグル先生に尋ねても、アプリの拡大縮小のさせ方とかでてくるんだよね(苦笑)

トラックパットをピンチすればできるのをエンジニアさんに教えてもらい解決

聞けばそんなことかぁ〜と思うけど。
あとは、ついAdobeの拡大縮ショートカットをしてしまい、ちがう!ってなります。

さて、配置とかの話になるけど、拡大縮小がわかったので、
(それまでできなかったので大きいまま動かしてた)

縮小してやってたらオブジェクトが配置できない現象にあいました。どうやら、あまり小さくしすぎていると反応しない。

最初、おかしいなと思って何度もアプリケーションの再起動を行いました。
デザインソフトにはない現象にとまどいを隠せない。

第二歩目のつまづき:なんで画面が真四角で表示されてるの?

これ、デザイナーはたぶん本気でわけわからないとこだと思います。
見た目で考える癖がついている脳みそには最初「?マーク」

えっなんなの?なんでiPhoneサイズじゃないの?みたいな

www.slideshare.net
これを読めと言われたので、確認。

なんとなく理解。

レスポンシブルデザインであると考えれば、いける気がした。どちらかといえば、考えるな感じろな気がする。

見た目が、そうなのはしかたない。プレビューでみりゃいいじゃん。
子どもの時にやった数学の公式と同じだと思い返せばいい。深く感変えてはいかんと自分的に解釈しました。

しょっぱなから、つまづきまくってます。
でも、決めたのでがんばろー。

UX Fukuoka勉強会 2015 #01 観察のしかたを学ぼう を開催しました

ようやくというか、重い腰をあげてブログを書きましたというか
『つくりました。』

ux-fukuoka.connpass.com

時間が経ちましたが、記載します。

なんでやろうとしたのか

UX Fukuokaは、現在研究会メンバーの何名かが定期的にUXに関することを、あーだこうだとやってます。その中で、なかなか人が増えないねという話をしていたのですが、なんでだろうということで、途中参加だと、気後れしてしまうなどの声を聞いたりしたので、UX初心者勉強会を 開催しようということになりました。

なぜこれを題材に選んだのか

何のワークショップにするかを相談したところ、いろいろなものが候補にあがったが、「まずは観察のやりかたを教えないと意味がわからないよね」ということで、オブザベーションワークショップにすることに。

結果的に、インスタントのコーヒードリップに決まりました。候補はいろいろでたのですが、みんなで一回やってみて、一番失敗しやすく、今回の会場でのやりやすさとかで決定。動画をとってたのですが、いろんなドリップを買ってきて試してみて、一番やりにくいやつをチョイス。

UX Fukuokaのメンバー3人が20分のHCDの概要やオブザベーションの講義を分割して説明し、ワークショップを行なうという流れで、書籍「情報デザインのワークショップ」が大活躍。読み込んで、調べていろいろ。

開催当日

前日、講義の資料を練りなおして頑張り、会場へ。
机の設置とか行っていて、普通のテープを忘れたことに気がついた。変な猫がついたテープになりました。(間違えてカバンにいれちゃった)
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受付していて、皆様がちゃんとおつりもなく参加費をもってきてくださり感謝。
反省点としては、connpassに登録されたid名しかわからず、フルネームで言われてもわからなかったこと。

当日の参加者に欠席が出た場合の対策で、付箋で名前と職業を記載して頂き、ホワイトボードに貼ってました。(欠席者がでた場合、人数編成を替えるのに職業とUX Fukuoka経験者を分けて再編するため)しかし、取り越し苦労で、全員に参加していただきました。本当にありがとうございます。

講義

人前で講義は、久々すぎて緊張です。間違えたことを教えるわけにはいかないので、講師役も頑張ります。各講義は、UX Fukuokaの顔:ヨシカワ氏のフォローが入ります。最初の想定どおりです。フォロワー「ヨシカワ」とMTG議事録に書いてあります。

反省点、なるべくわからない言葉を使わないようにしていたので、日本語で記載していたら、若干違う意味になってた箇所が1点。ヨシカワ氏に指摘、訂正してもらいました。

ワークショップ

4チームで4名づつ。チームで役割を決めてもらい、観察開始。UX Fukuokaの読書会でも、話題にあがったのだけど、「思考発話」が説明的になりがちだなぁと。自然に発話するのって難しいね。
反省点、コーヒーにはミルクと砂糖がいる。
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付箋で分析

ラダーアップはやっぱり難しいみたい。慣れてないとちょっと厳しいのかなと思った。そういえば、研究会で仕事終わりの練習をかなりやったのだけど、最初は意味がよくわかってなかった。今も腹の底からわかっているかと聞かれると、うーむとおもってしまうので、やっぱり経験値だと思います。
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9コマシナリオ

結構ご都合主義?かなと思われる箇所がそこかしこ。「とりあえず、終わらせることをが目標です」というどこかで聞いたセリフをみなさんへ投げ、勧めてもらいました。

発表会

買い出しいったりとかピザ屋とかいろいろしてたので、あまり見れてないです。
けど、みなさんが丁寧に説明をしているのは確認しました。
ほかのUX Fukuokaメンバーが、褒めたり、いじったりしていました。
反省点、いろいろ手間どってます。慣れてない。

ビアバッシュ(懇親会)

ひとまず!終了で一安心です。なんと、ほぼ全員参加!予想外!
ですが、みなさんまた来たいといってくださってありがたい。
反省点、最初の受付で確認した時より人数が増えてて焦った。途中でもう一回最終確認をしないとね。

感想

なんでも、回数を重ねるのが大事ってわかった。